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C大阪、元韓国代表FWヤン・ドンヒョン獲得間近。11月中にも正式発表か

text by 編集部 photo by Getty Images

ヤン・ドンヒョン
浦項スティーラーズのFWヤン・ドンヒョンがJリーグ移籍に近づいている【写真:Getty Images】

 YBCルヴァンカップを制してクラブ史上初のタイトルを獲得したセレッソ大阪は、すでに来季に向けた補強を始めているようだ。

 韓国メディア『スポータルコリア』は6日、浦項スティーラーズに所属する元韓国代表FWヤン・ドンヒョンがC大阪移籍間近であると報じた。以前から同様の報道がなされていた同選手だが、Kリーグのシーズンが終了する今月18日以降に正式に移籍発表となる見込みと伝えられている。

 Kリーグ・クラシック(1部)の下位プレーオフを戦っている浦項は、現在6チーム中首位で降格の危険はない。18日に最下位・光州FCとの最終節でシーズンを終える予定になっている。

 韓国代表で通算2試合に出場した経験を持つヤン・ドンヒョンは、今季のKリーグ・クラシックで得点ランキング2位の19得点を挙げている。ユース時代はフランスのFCメスやスペインのバジャドリーに在籍していた珍しい経歴の持ち主で、U-17韓国代表時代にはFIFA U-17世界選手権(現U-17W杯)に出場した。

 31歳とベテランだが、蔚山現代時代に現在C大阪を率いるユン・ジョンファン監督の指導を受けたことがあり、その縁で前線の得点力アップを目指すチームの獲得候補になっているという。来季は今季絶好調を維持して日本代表デビューも果たした杉本健勇のライバルになるかもしれない。

【了】

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