ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images for DAZN】
J1のヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、古巣であるケルンにいつか復帰したいという意欲を改めて口にしている。独紙『ビルト』が6日付で伝えた。
ケルンの下部組織出身であるポドルスキは、2003年にトップチームにデビュー。06年には一旦バイエルン・ミュンヘンへ移籍したが、09年にケルンに復帰してさらに3年間プレーした。その後アーセナル、ガラタサライを経て今年夏から神戸でプレーしている。
神戸とは2019年までの契約を交わしているが、いつか“心のクラブ”であるケルンに復帰したいという思いは隠していない。「もちろん、復帰というのはいつも考えていることだ。いつも考えてきた。ロンドン(アーセナル)であれガラ(ガラタサライ)であれ、いつかはそうなると思う」と語った。
日本代表FW大迫勇也も所属する現在のケルンは、ブンデスリーガで苦戦が続いている。11節を終えて未勝利で勝ち点わずか2ポイントの獲得にとどまり、入れ替え戦に出場できる残留ラインに早くも6ポイントの差をつけられている。
古巣の現状について、「今はポルディの復帰以上に大事なことがある」とポドルスキ。「これから大事なのは白星だけだ。今の状況ではどういう戦いをするかは関係ない。たとえ汚い勝利であっても、90分間を終えて意味があるのは勝ち点3だけだ」と述べ、とにかく勝利だけを追い求める姿勢が必要だと主張した。
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