日本代表は現地時間5日、ブラジル代表との国際親善試合に向けてフランスで練習を行った。

　初日から参加した長谷部誠は、ブンデスリーガ第11節のブレーメン戦にフル出場を果たした。右膝の状態が心配される。「まだやっぱりいい時もそうでない時もある。まだ様子見という感じ」と話すが、「間違いなく良くなってきているので、これがずっと続けばいいなって感覚は自分の中である」とも述べた。

　今シリーズでは香川真司が選外となる一方、森岡亮太、長澤和輝が招集されている。長谷部は新戦力に関して「それぞれの特徴があると思う」とし、こう続けた。

「恐らく監督は、今回こういう相手（ブラジル、ベルギー）に対して自分たちがどういう形のサッカーをするかっていうのを頭に描いていて、そこに選手をはめている気がするので、それをしっかりと選手が理解をすることが大事だと思う」

　強豪2ヶ国との対戦は、ハリルジャパンにとって“現在地”を知る上で絶好の機会だろう。長谷部もキャプテンとしてチームを支えたいところだ。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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