マインツのロビン・ツェントナー【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第11節の試合が現地時間の4日に行われ、ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)とマインツは1-1のドローに終わった。この試合でマインツのGKロビン・ツェントナーが見せた“珍プレー”が話題となっている。
マインツのFW武藤嘉紀も先発で出場した試合は、19分にアウェイのマインツが先制。1点リードで迎えた31分にそのプレーは起こった。
ペナルティーエリア内へのバックパスを受け、ちょうどペナルティースポット上のあたりでトラップしたツェントナーは、一呼吸置いたあとボールを味方へパスしようとして右足を振った。だがツェントナーが足元に止まっていると思っていたボールはそこにはなく、後方へと2メートルほど転がっており、綺麗な空振りとなってしまった。
相手選手がそのルーズボールを狙って突進してきたが、ツェントナーも後方にあったボールを見つけて慌てて対応。致命的ミスでの失点は辛うじて免れることができた。
この珍プレーの場面の動画は大きな反響を呼び、ブンデスリーガ公式サイトや各国メディアでも盛んに取り上げられている。ツェントナーは試合後に『スカイ』のインタビューに対し、「信じられないよ。何か白いもの(ペナルティースポット)が視界の端に見えて、ボールだと思ってしまったんだと思う。でも蹴ろうとしたら何の感触もなかったんだ」とコメントしている。
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