ティム・ケーヒル【写真:Getty Images】
オーストラリア代表は、FWティム・ケーヒルを欠いてワールドカップ(W杯)大陸間プレーオフに臨む可能性が高いようだ。オーストラリア『Foxスポーツ』などが伝えている。
ケーヒルは3日、国内リーグで右足首を負傷して前半途中に交代となり、病院へ行った。オーストラリア・サッカー連盟はその後、37歳のベテランの状態を報告。「金曜日の夜にレントゲン撮影をし、土曜日の朝にMRI検査をして、ティム・ケーヒルの右足の負傷の程度を確認した。骨折は確認されなかったが、完全な状態を取り戻すには注意深く見守り、リハビリが必要になる」と声明を出している。
オーストラリア代表は、大陸間プレーオフでホンジュラスと対戦する。ファーストレグは敵地で行われるが、移動におよそ30時間かかるとのこと。この遠征にケーヒルを帯同させるかは、代表のメディカルスタッフが確認して5日に新たな発表がある予定となっている。
プレーするのは難しいとしても、長年チームをけん引してきた大エースがベンチにいるかいないかは大きな違いになるかもしれない。一方で、ホームでのセカンドレグに備えて国内で調整を続けるという選択肢もありそうだ。オーストラリア・サッカー連盟はどのような決断を下すだろうか。
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