リバプールのデヤン・ロブレン【写真:Getty Images】
リバプールのクロアチア代表DFデヤン・ロブレンは、家族に対する殺害の脅迫を受けたのに続いて、何者かが自宅を“襲撃”して侵入を図るという被害にもあった。3日付の英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
ロブレンは先月22日に行われたプレミアリーグ第9節のトッテナム戦で見せたパフォーマンスにより、厳しい批判を受けることになった。最終的にチームが1-4で敗れることになった試合で、ロブレンは序盤の2失点に関与してしまい、前半31分での交代を告げられた。
その後ロブレンは、この試合でのプレーが理由とみられる“脅迫”を受けたことを明らかにした。SNS上で何者かが、「お前の家族を殺してやる」などとのコメントを投稿していたという。
さらにロブレンの家族は、単なる脅迫の言葉以上の恐怖も味わうことになってしまった。今週水曜日、リバプールがチャンピオンズリーグのマリボル戦を戦っていたのと同じ時間に、覆面を被った2人がロブレンの自宅を襲撃した様子が防犯カメラに写されていた。襲撃者はハンマーのようなものを打ち付けてドアのガラスを叩き割り、その後逃げ去っていった様子が記録されている。
ロブレンの家の近くにある同僚FWサディオ・マネの自宅も同様の被害に遭ったとのことだ。警察では捜査を開始し犯人の特定を試みているという。
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