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セレッソ、序盤の得点守り切りルヴァン杯優勝!悲願のクラブ初タイトルに

text by 編集部 photo by Getty Images

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セレッソ大阪の選手たち【写真:Getty Images】

【YBCルヴァンカップ決勝 セレッソ大阪 2-0 川崎フロンターレ】

 4日、YBCルヴァンカップの決勝が行われた。共にクラブ初タイトルを目指すセレッソ大阪と川崎フロンターレによる一戦となった。

 前半1分、試合開始早々にセレッソ大阪が先制点を決めた。川崎のエドゥアルドのクリアミスを見逃さなかったセレッソの杉本健勇がキーパーとの1対1を冷静に決めた。

 これにより、試合前から予想されていた川崎がボールを持ちセレッソが守るという構図が浮き彫りに。攻める川崎はショートパス主体の組み立てからチャンスを狙うも、なかなか決定的なチャンスを作ることができない。

 それでも25分、右サイドのペナルティエリアの角付近に抜けだした三好がマイナス気味にクロス。エース小林悠が合わせるもセレッソの守備陣に阻まれてしまった。

 43分には、家長とのコンビネーションから右ペナルティエリアに侵入した中村憲剛がシュート。惜しくもボールはゴール左へそれてしまったものの、川崎が徐々にチャンスを作り出すことに成功して前半は終了した。

 後半も展開は変わらず。なんとしても追いつきたい川崎は、前半同様右サイドを中心に崩しを試みる。対するセレッソは、前線に柿谷を残した10人で川崎の攻撃を防ぎつつカウンターの機会をうかがった。

 56分、川崎の家長のクロスに反応した小林がオーバーヘッドシュートを放つもボールはそれてしまう。一方セレッソは25分、清武のドリブルでカウンターを仕掛けるも杉本へのラストパスはオフサイドの判定に。

 川崎が攻め続けた展開だったものの、次にゴールを決めたのはセレッソだった。92分、カウンターの流れからペナルティエリア左でキーパーと1対1となったソウザが冷静にキーパーをかわしてゴール。セレッソがダメ押しの追加点を決めた。

 結局スコアは試合は2-0で終了。セレッソ大阪が川崎フロンターレとの決勝を制した。セレッソにとってはクラブ史上初のタイトルとなった。

【得点者】
1分 1-0 杉本健勇(セレッソ大阪)
92分 2-0 ソウザ(セレッソ大阪)

【了】

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