ティム・ケーヒル【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)大陸間プレーオフを控えるオーストラリア代表に心配なニュースが入ってきた。FWティム・ケーヒルが3日に行われた国内リーグで負傷し、大一番を欠場する可能性があると、『Foxスポーツ』などが伝えている。
メルボルン・シティに所属するケーヒルは、シドニーFCとの試合に先発出場すると、前半17分に右足首を痛めた。競り合って倒れた相手を飛び越えたあとの着地で捻ったようで、ピッチサイドで治療を受けている。一度は戻ったケーヒルだが、やはりプレーを続けるのは難しく、24分に交代となった。
『Foxスポーツ』のピッチサイドレポーターは、ケーヒルが「打ちのめされていた」とコメント。「来週(のプレー)が難しいことを彼は理解している」と話している。
さらに同レポーターは、選手の右足首が「かなり腫れている模様」と報告。「最初の症状は良くない。彼は(ホンジュラス戦の)飛行機に乗るか、深刻な疑問を抱いていると思う」とした。
じん帯にダメージがあるかどうかなどはまだ判明していないが、ケーヒルは後半途中に病院へ向かったとのことだ。
ケーヒルは現在37歳の大ベテラン。年齢からくる衰えもあるが、それでも10月に行われたアジア・プレーオフのシリア戦では、セカンドレグで2点を決めてオーストラリアを救った。
オーストラリアは10日に敵地でファーストレグを、15日にホームでセカンドレグを戦う。W杯出場を懸けた大事な2試合に大黒柱の姿はあるだろうか。
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