20歳の伊藤達哉はハンブルガーSVに残留か、それとも移籍を選ぶか【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVでブレイク中の日本人MF伊藤達哉は、クラブとの契約延長か移籍かの選択を迫られているのかもしれない。
ドイツでの現行契約は今季までで、すでに契約延長交渉が進められているという。独紙『ビルト』は、ハンブルガーSVのイェンス・トッドSD(スポーツディレクター)からの情報として、伊藤とその代理人との話し合いが行われており、11月上旬に決断が下されると報じた。
一方、移籍の噂も絶えない。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』はドイツ国内のフランクフルト、マインツ、フライブルク、アウクスブルクが伊藤の獲得に関心を示していると伝えた。
またイタリアのインテル専門ニュースサイト『FCインテルニュース』は、『ハンブルガー・モルゲンポスト』紙の報道として、インテルとマンチェスター・シティが20歳の日本人MF獲得に動くのではないかと伝えた。
契約満了にともない移籍するのか、あるいはハンブルガーSVと契約を延長して残留するのか。決断の日は近づいている。柏レイソルU-18からドイツへ渡って3年目。今季のブンデスリーガ第6節レヴァークーゼン戦でトップチームデビューを飾った伊藤は、それから5試合連続でピッチに立っている。うち2試合は先発出場だった。
先述の地元紙は伊藤が17歳のヤン・フィーテ=アルプとともに4日のブンデスリーガ第11節シュトゥットガルト戦に先発出場の予定と伝えている。マルクス・ギスドル監督からの信頼を確固たるものにしつつある若武者の決断に注目が集まる。
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