レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するFWカリム・ベンゼマが、元イングランド代表のゲーリー・リネカー氏による相次ぐ批判に言及した。仏紙『Les Inrockuptibles』 が報じた。
現在はコメンテーターとして活躍しているリネカー氏はここ最近、今季公式戦わずか1ゴールにとどまっているベンゼマを「過大評価」と痛烈に批判してきたことで話題となっている。それに対し、マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は「こういう発言が出るのは恥ずべきこと」と語り、ベンゼマを擁護していた。
今回同紙のインタビューに応じたベンゼマは、自身の批判を止めないリネカー氏を憐れむかのような発言をしている。
「ジャーナリストになって自分の嫌いなものを広めている元サッカー選手の批判を受け入れるのは難しい。同じような苦難を経てきたのにね。でもそこに連帯感はないんだ。率直に残念だよ」
ゴールよりも味方を活かすことで良さを発揮するタイプであるがゆえに、ベンゼマはこれまで度々ゴール不足を指摘する批判を受けてきた。そういった背景が、今回のようなリネカー氏への対応に繋がっているのかもしれない。
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