クリスティアーノ・ロナウドは36歳でレアル・マドリー退団?【写真:Getty Images】
現地時間1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節トッテナム戦に1-3で敗れた後、レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドがインタビューに応じた。その内容をスペインのラジオ局『カデナ・セル』が伝えている。
「結果は悪かった。僕らは勝利に慣れていたけれど、連敗になった。これは僕たちが望んでいたことではない。それでもフットボールというのは変わっていくもの。悪い時だが、僕たちはこの状況を変えたいし、変えていけると確信している」
マドリーにとって週末のジローナ戦からCLのトッテナム戦と、公式戦2連敗になってしまった。昨季の最も悪かった時期、今年1月中旬の2連敗以来のことである。チームの流れが悪くなっているのは間違いない。
そしてC・ロナウドは、このインタビューの中で「僕は(マドリーと)4年契約を結んでいる。僕はそれを更新したくない」と明かした。2021年夏までの現行契約満了とともにマドリーを退団するつもりのようだ。その時には36歳になっているが、発言には理由があったようだ。
「この夏に退団したすべての選手のおかげで、僕たちは強くなった。言い訳はできないが、ぺぺやハメス、モラタ…彼ら(の退団)が僕たちを強くした。彼ら(新加入選手たち)は未来だ。だけど彼らはまだ若く、(僕は)経験を示す」
退団したぺぺやハメス・ロドリゲス、アルバロ・モラタの代わりに入団したのは、ダニ・セバージョスやテオ・エルナンデスといった若手だった。マルコス・ジョレンテやヘスス・バジェホ、ボルハ・マジョラルといったレンタルからの復帰組もまだ20代前半で経験は少ない。
それでもC・ロナウドは世代交代によってマドリーが強くなっていることを実感しているようだ。その波は逃れられないもので、いずれは自身にも降りかかってくる運命だとも理解している。若手たちを育て、安定感のある本当の意味で強いチームになった時が、C・ロナウドにとってマドリーを去る時なのかもしれない。
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