落胆するレアル・マドリーの選手たち【写真:Getty Images】
現地時間1日、チャンピオンズリーグ(以下CL)第4節のトッテナム対レアル・マドリーの一戦が行われ、ホームのトッテナムが3-1の勝利を飾った。
昨季リーガエスパニョーラ、CLの2冠を果たした王者マドリーは、この敗北によって3つのネガティブな記録を更新してしまったようだ。スペイン紙『マルカ』が明らかにしている。
まず一つには、先日のジローナ戦での敗北に続き公式戦連敗を喫してしまったことが挙げられる。これは、ジネディーヌ・ジダン監督が指揮官に就任して以降2度目の出来事となる。1度目の連敗は、昨季のリーガ第18節でのセビージャ戦での敗北の後、国王杯準々決勝1stレグのセルタ戦に敗北したときに喫している。
2つ目のネガティブな記録は、5年ぶりのCLグループステージでの敗北だ。2012/13シーズンのCL第3節ドルトムント戦に1-2で敗北して以降、マドリーは毎年グループステージを無敗で切り抜けていた。
そして最後に挙げられるのが、トッテナム戦での敗北が、ジダン政権で2度目の2点差以上で負けた試合となるということ。2015/16シーズンのCL準々決勝1stレグでヴォルフスブルクと対戦したマドリーは、0-2の完封負けを喫していた。
ジダン・レアルはこれまでにないほど大きな苦境に立たされている。これからクラブワールドカップ等の影響でますます過密日程にさらされることが予想されているが、果たしてマドリーは再び調子を取り戻すことができるのだろうか。
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