マンチェスター・シティが止まらない。

　現地時間1日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第4節のナポリ戦に4-2で勝利し、公式戦14連勝を達成した（イングランド・リーグ杯のウォルバーハンプトン戦は90分間で0-0の引き分けと記録されるが、PK戦の末に勝利）。

　その間に挙げたゴールは「49」、失点は「10」となっている。90分あたりの得点数は「3」を超えており、4ゴール以上奪ったのは全16試合中「6」と驚異的な強さを発揮している。ペップ・グアルディオラ監督2年目の勢いはとどまるところを知らない。

　そんな中、チーム最速で公式戦二桁得点に乗せたのはFWラヒーム・スターリングだった。これまでシュート精度の低さや得点力不足を指摘されることが多かった22歳のウィンガーは、リーグ戦で7ゴール、CLで3ゴール、合計10ゴールを記録している。

　もちろんセルヒオ・アグエロも9ゴール（リーグ戦：7ゴール、CL：2ゴール）、レロイ・ザネが8ゴール（リーグ戦：6ゴール、リーグ杯：2ゴール）、ガブリエル・ジェズスも8ゴール（リーグ戦：6ゴール、CL：2ゴール）と続く。

　好調な攻撃陣がどこからでもゴールを決められるシティを止められるクラブは現れるのだろうか。今週末5日にはプレミアリーグでアーセナルとのビッグマッチが控えている。上位を争う強豪相手に爆発的な攻撃力と安定した守備のバランスを保ち続けられるか注目だ。

【了】