トッテナムのハリー・ケイン【写真:Getty Images】
レアル・マドリーでもプレーした元イングランド代表MFのスティーブ・マクマナマン氏は、古巣マドリーはトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインを獲得するべきではないという考えを述べた。スペイン紙『マルカ』がインタビューを伝えている。
トッテナムのエースストライカーであるケインは、プレミアリーグで2年連続の得点王に輝くなどゴールを量産中。その活躍にはマドリーも目をつけ、獲得を強く望んでいると噂されている。
現地時間1日に行われるチャンピオンズリーグの試合では、そのケインを擁するトッテナムがマドリーと対戦する。試合を前にインタビューに答えたマクマナマン氏は、もし自分がマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長だったとすれば、ケインを獲得することはないという考えを述べた。
「(ケインは)獲得しない。(キリアン・)ムバッペのような若い選手の方がいい」とマクマナマン氏。「ケインを獲得するのは非常に難しい。現在のサッカー選手の値段は異常だ。ケインを獲得するには2億ユーロ(約265億円)が必要だが、理解できない数字だ」とその理由について説明した。
だが、もしケインがマドリーに移籍したとすれば問題なく適応することができるという考えも述べている。「適応するのに問題はないはずだ。クリスティアーノ(・ロナウド)や(ルカ・)モドリッチなど英語を話す選手たちもいるから、彼を助けることができるだろう」と語った。
ハムストリングを痛めていたケインは先週末のマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場しており、マドリー戦の出場も不透明。だが試合前日の練習には参加しており、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はケインの出場を楽観視する様子を見せている。
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