マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
現地時間10月31日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはポルトガルのベンフィカと対戦。ホームで2-0の勝利を収めた。
前半15分にはPKを獲得して先制のチャンスを迎えたユナイテッドだが、FWアントニー・マルシアルのシュートがストップされてゴールならず。だが前半終了間際にはMFネマニャ・マティッチのシュートがGKのオウンゴールを誘って先制した。
77分にはFWマーカス・ラッシュフォードがエリア内で倒され、ユナイテッドに2本目のPK。FWロメル・ルカクとMFアンデル・エレーラもPKを蹴ろうとする様子を見せたが、最終的にDFダレイ・ブリントがキックを担当し、2-0とリードを広げるゴールを決めた。
PKキッカーをめぐってやや混乱があったようにも見えたが、ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に、ブリントが蹴ったのは自分の指示であり何も問題はないと語った。英メディア『スカイ・スポーツ』などが会見でのコメントを伝えている。
「なぜみんな同じ質問をするのか理解できない。私は決断を下すためにここにいるんだ」とモウリーニョ監督。「(マルシアルが蹴るという)前半の決断はうまくいかなかった。後半には別の決断をした。何も騒ぐことではない」
「この試合のPKキッカーはマルシアルだったが、2本目の場面ではピッチにいなかった。ロメルは蹴りたがっていて、彼にはその責任を負うだけのパーソナリティーもある。エレーラも同じだ。だが私の決断は過去数日の練習に基づいたものだった」と指揮官はブリントを選んだ理由について説明している。
【了】