ウェスト・ハムのハビエル・エルナンデス【写真:Getty Images】
ウェスト・ハムに所属するメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(チチャリート)は、プレミアリーグで記録した通算41得点の全てが「ペナルティーエリア内」からの得点であり、これはリーグ歴代2位タイの記録となった。英メディア『BBC』が伝えている。
チチャリートは2010年にマンチェスター・ユナイテッドに加入し、限られた出場時間ながらも3シーズン連続の二桁ゴールを記録。ユナイテッドではリーグ戦通算37得点を挙げた。
その後、レアル・マドリーへのレンタルとレバークーゼンへの移籍を経て、今季からウェスト・ハムに加入してプレミアリーグ復帰。先週末のクリスタル・パレス戦で今季4点目のゴールを挙げ、通算41得点となった。
『BBC』によれば、チチャリートはプレミアリーグでの通算41得点の全てをエリア内から記録している。エリア外から1ゴールも記録することなく、エリア内からの得点率が「100%」の選手としては、通算41点はDFジョン・テリーと並ぶ歴代2位タイの数字だ。
歴代1位の記録を保持するのは、プレミアリーグではエバートンで8年間活躍したオーストラリア代表FWティム・ケーヒル。通算56ゴールの全てをエリア内から挙げており、エリア外からの得点はゼロだという。
『BBC』はまた、通算得点の“ほぼ”全てがエリア内からという選手の数字も紹介している。元マンチェスター・ユナイテッドのFWルート・ファン・ニステルローイは通算95点中94点、同FWドワイト・ヨークは通算123点中121点、現レスター・シティのFWジェイミー・ヴァーディーは通算47点中46点をエリア内から記録している。
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