トッテナムが本拠地として使用するウェンブリー・スタジアム【写真:Getty Images】
トッテナムは、スタジアムで相手サポーターに向けて「尿」を投げつけた2人の観客に対して試合への入場を永久に禁止する処分を言い渡した。英紙『ミラー』などが伝えている。
問題が起きたのは、現地時間25日に行われたカラバオ・カップ(イングランド・リーグ杯)4回戦のウェスト・ハム戦。トッテナムが今季の一時的なホームスタジアムとして使用するウェンブリー・スタジアムで2-3の敗戦を喫した試合だった。
試合後に、ウェンブリーの観客席で撮影されたという動画がSNSで拡散されて騒ぎとなっていた。一人の男性観客がプラスティックのコップに向けて小便をしたあと、隣にいたもう一人がコップの中身を自身の左側の観客席に向けて思い切りよく飛ばした様子の動画だった。
トッテナムは調査を行い、この行為を行った2人を特定。スタジアムへの入場を今後永久に禁じることを決定した。「このような行為は受け入れられないものだ。動画に写された2人に対して生涯の入場禁止処分を言い渡す」とクラブのスポークスマンは述べている。
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