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豪州代表、W杯かけた最終決戦へ。大陸間POのメンバーに主将ジェディナク復帰

text by 編集部 photo by Getty Images

ティム・ケーヒル
オーストラリア代表は来月、W杯出場をかけてホンジュラスとの大陸間プレーオフに挑む【写真:Getty Images】

 オーストラリアサッカー連盟は31日、来月10日と15日に行われるロシアW杯予選大陸間プレーオフのホンジュラス戦に向けた招集メンバー25人を発表した。

 先週発表されていた予備招集メンバー30人からはマーク・ビリギッティ(NACブレダ)、ジェイミー・マクラーレン(ダルムシュタット)、ムスタファ・アミニ(オーフス)、アワー・マビル(パソス・デ・フェレイラ)、アイディン・フルスティッチ(フローニンゲン)の5人が外れた。

 一方で、累積警告によってアウェイで開催される1stレグは出場停止となるマーク・ミリガン(メルボルン・ビクトリー)とマシュー・レッキー(ヘルタ・ベルリン)もメンバー入りしている。そのためベンチ入り可能な23人よりも2人多く招集されることとなった。

 またコンディションが回復した主将ミレ・ジェディナク(アストン・ヴィラ)が今年6月以来の復帰を果たしている。W杯出場をかけた最終決戦に向け、招集のみで過去にA代表で出場経験のないジェームズ・ジェッゴ(シュトゥルム・グラーツ)がメンバー入りした。

 豪『FOXスポーツ』が伝えたところによれば、オーストラリア代表のアンジ・ポスタコグルー監督は記者会見で「全員が無事に試合に出場できることを祈っている。この2試合に集中して、ロシアへ行きたい。(チーム内の)不和を示唆するものもいるが、W杯へ行ければ幸せな気分になるだろう。私の意図はハッキリしている」と、ホンジュラスとの2試合に向けて意気込みを述べた。

 ただし前線の中核になるロビー・クルーズについてはコンディションに問題を抱えているようで「彼は今朝の試合でプレーしなかった。膝を痛めたようだ。少し不安がある」と、負傷の可能性を認めている。

 また戦列復帰を果たしたばかりの主将ジェディナクをメンバー入りさせたことについては「ミレは感触が良く、プレーする準備ができているためチームに含めている。彼と話して、いい感じだとのことだったし、経験という観点からも非常に大きなボーナスだ」と述べ、その重要性を強調した。

 ロシアW杯予選大陸間プレーオフのホンジュラス戦(10日、15日)に挑むオーストラリア代表メンバーは以下のとおり。

▽GK
マシュー・ライアン(ブライトン)
ミッチェル・ランゲラク(レバンテ)
ダニー・ヴコビッチ(ヘンク)

▽DF
ミロシュ・デゲネク(横浜F・マリノス)
マシュー・ジョルマン(水原三星ブルーウィングス)
ライアン・マクゴーワン(アル・シャルジャー)
トレント・セインズベリー(江蘇蘇寧)
ベイリー・ライト(ブリストル・シティ)
アジズ・ベヒッチ(ブルサスポル)
アレックス・ガースバック(ローゼンボリ)
ジョシュ・リスドン(ウェスタンシドニー・ワンダラーズ)

▽MF
クレイグ・グッドウィン(スパルタ・ロッテルダム)
ジャクソン・アーヴァイン(ハル・シティ)
ミレ・ジェディナク(アストン・ヴィラ)
ジェームズ・ジェッゴ(シュトゥルム・グラーツ)
ロビー・クルーズ(ボーフム)
マシュー・レッキー(ヘルタ・ベルリン)
マッシモ・ルオンゴ(QPR)
マーク・ミリガン(メルボルン・ビクトリー)
アーロン・ムーイ(ハッダースフィールド)
トム・ロギッチ(セルティック)
ジェームズ・トロイージ(メルボルン・ビクトリー)

▽FW
ティム・ケーヒル(メルボルン・シティ)
トミ・ユリッチ(ルツェルン)
ニキタ・ルカビツァ(マッカビ・ハイファ)

【了】

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