バルセロナのGKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するドイツ代表GKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンが、今季のリーグ戦で驚くべきデータを残している。スペイン紙『アス』が報じた。
リーガエスパニョーラ第10節のアウェイでのビルバオ戦で2-0の勝利を飾ったバルセロナは、現在9勝1分けでリーグ1位。さらには総失点わずか3と素晴らしい成績を残している。
そして今季のチームの好調の要因となっているのが、GKテア・シュテーゲンの活躍ぶりだ。これまでのリーグ戦での1試合平均失点数は0.3、29本シュートを受けてセーブした数は25と驚異的な数字を残している。先日のビルバオ戦でも、多くの場面でチームを窮地から救った。
そして同紙では、86.2%にも及ぶシュテーゲンのシュートセーブ率が、過去2シーズン連続でサモラ賞(1シーズンで1試合当たりの平均失点数が最も少ないキーパーに与えられる賞)を受賞しているアトレティコ・マドリーのGKヤン・オブラクの数字を超えているとも報じられている。
ビルバオ戦後には、自身のツイッターアカウントで「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という文を投稿したシュテーゲン。その言葉が示すように、GK一人の力が好調維持するバルサ全体を支えている。
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