サガン鳥栖の鄭昇炫【写真:Getty Images for DAZN】
韓国サッカー協会(KFA)は30日、来月行われる2試合の国際親善試合に向けた招集メンバー23名を発表した。Jリーグからは4人が選出されている。
アジア最終予選で苦戦を強いられながらもロシア・ワールドカップ(W杯)出場を決めた韓国は、10月にはJリーグの選手9人を含む「オール海外組」で欧州遠征を行った。だがロシア代表に2-4、モロッコ代表に1-3と連敗を喫し、FIFAランキングでも62位への大幅ダウンを余儀なくされている。
その前回遠征からメンバーは大きく入れ替わり、約半数の選手は国内のKリーグのクラブから招集。Jリーグ組はGKキム・スンギュ(ヴィッセル神戸)、GKキム・ジンヒョン(セレッソ大阪)、DFチャン・ヒョンス(FC東京)、DFチョン・スンヒョン(サガン鳥栖)の4人のみとなった。
鳥栖に所属する23歳のチョン・スンヒョン(鄭昇炫)は初めての代表入り。「初の韓国代表に選ばれてとても嬉しく思います。チーム関係者の方々、コーチ、スタッフ、チームメイトにも感謝しています。最善を尽くしてもっと立派な選手になることができるように努力します」とクラブを通してコメントを述べている。
韓国代表は11月10日にコロンビア代表と、同14日にセルビア代表といずれもホームで対戦する。招集されたメンバーは以下のとおり。
▽GK
キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)
キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)
チョ・ヒョンウ(大邱FC)
▽DF
キム・ヨングォン(広州恒大)
チャン・ヒョンス(FC東京)
キム・ジンス(全北現代)
コ・ヨハン(FCソウル)
キム・ミヌ(水原三星)
チェ・チョルスン(全北現代)
クォン・ギョンウォン(天津権健)
チョン・スンヒョン(サガン鳥栖)
▽MF
キ・ソンヨン(スウォンジー)
ク・ジャチョル(アウクスブルク)
ソン・フンミン(トッテナム)
ヨム・ギフン(水原三星)
イ・ジェソン(全北現代)
チョン・ウヨン(重慶力帆)
イ・ミョンジュ(FCソウル)
クォン・チャンフン(ディジョン)
チュ・セジョン(FCソウル)
イ・チャンミン(済州)
▽FW
イ・グノ(江原FC)
イ・ジョンヒョプ(釜山アイパーク)
【了】