サントス・ラグーナ戦でゴールを決めたパチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】
現地時間29日に行われたリーガMX(メキシコ1部リーグ)第15節の試合で、パチューカはアウェイでサントス・ラグーナと対戦した。パチューカのFW本田圭佑は先発で出場し、チームの2点目となるゴールを記録している。
4日前に行われたカップ戦の試合で2ゴールを挙げる活躍を見せていた本田は、公式戦5試合連続の先発出場。チームが1点をリードして迎えた41分、FWフランコ・ハラがポストとなって落としたボールに左足のダイレクトシュートで合わせ、回転をかけた絶妙なボールをゴール左隅へと蹴り込んだ。
メキシコ各メディアは、賛辞を込めて本田の得点を伝えている。『イダルゴスポルト』は、「またしても個人技術を披露した」と本田のシュートを称え、「ハラの落としたボールを活かし、左足でのシュートをファーポストへ送り込んだ」と記した。
『ソカロ』も本田のゴールについて、「見事な左足シュート」と表現。直前にサントスがチャンスを逃していた場面との対比から、「本田圭佑はチャンスを逃さなかった」と決定力についても称賛している。
『バングアルディア』は「右サイドから始まった見事なプレーを本田がフィニッシュ」、『アステカデポルテス』は「(先制点を記録した)ハラがまたもエリア内で存在感を見せ、良い形で本田圭佑のゴールをアシスト」と、ゴールに至る流れの美しさの方を強調している。
本田のゴールによりリードを2点に広げたパチューカだが、その後2失点を喫して結局2-2のドロー。勝ち点1を加えるにとどまり、リギージャ(プレーオフ)進出に向けた状況は依然として厳しいままだ。
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