フランクフルトの長谷川誠【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠の膝の状態はあまり良くないのだろうか。29日付けの独紙『ビルト』が報じている。
長谷部は現地時間27日に行われたブンデスリーガ第10節の対マインツ戦を欠場した。フランクフルトのニコ・コバチ監督は「彼の膝の痛みは常態化している。我々は彼のコンディションに注意を払わなければならない」と語り膝の状態を考慮してベンチ外にした模様だ。
続けて同監督は「彼はもう若い選手ではない。我々は今季終了まで彼の状態を見極めながら起用することになるだろう」と今後も休養を与えながらの出場となることを示唆した。
今年3月11日に行われたバイエルン・ミュンヘンとの試合で右膝を負傷した長谷部は手術を行った。またニュルンベルクに在籍していた2014年2月にも右膝の半月板損傷の手術を受けている。そんな度重なる手術もあってか最近では練習も度々抜けることがあると同紙では伝えている。
さらに同紙では長谷部の契約にも触れている。今季終了後にフランクフルトとの契約が切れるがクラブ側が契約延長を打診するかは膝の状況次第だと伝えている。
フランクフルトだけではなく日本代表にとってもなくてはならない存在の長谷部。それだけに膝の状態は今後も気になるところだ。
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