エバートン戦は後半途中から出場した岡崎慎司【写真:Getty Images】
レスター・シティのFW岡崎慎司は、現地時間29日に行われたエバートン戦でベンチスタートとなった。地元メディア『レスター・マーキュリー』は新監督の先発選びが驚きだったと認めている。
開幕から調子の上がらなかったレスターは、指揮官の交代を決断した。今節からチームを率いるクロード・ピュエル監督は、岡崎と主力の一人であるマーク・オルブライトンをベンチに置いている。
この先発について、同メディアは「多くの人にとってサプライズだった」と指摘。前節の勝利の立役者を外したことは、現地メディアから見ても不思議だったようだ。
だが、代わりに起用された21歳のデマライ・グレイは、この試合の2ゴールに関与して勝利に大きく貢献した。『レスター・マーキュリー』は「グレイが前半を刺激し、ピュエルは見事な手腕の持ち主であることを示した」ともしている。
同メディアはグレイに「9」の高評価をつけており、ファンによる投票でもマン・オブ・ザ・マッチ級の評価だ。
白星発進でメンバーを変えにくくなったようにも見えるが、レスター新監督は岡崎をどのように評価しているのだろうか。今後の起用法に注目したい。
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