マンチェスター・シティのバンジャマン・メンディ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのフランス代表DFバンジャマン・メンディは、負傷を治療するための手術を受けることを決断するにあたって、ジョゼップ・グアルディオラ監督からひとつの“約束”を取り付けたという。英紙『タイムズ』のコラムに記した。
昨季モナコの躍進に大きく貢献したメンディは、夏の移籍市場でシティに移籍。移籍金5200万ポンド(約77億6000万円)が支払われ、DFとしては歴代最高額の選手となった。だが先月23日に行われたプレミアリーグのクリスタル・パレス戦で負傷し、長期間の離脱を強いられることになった。
膝の前十字靭帯を断裂したメンディは、手術を受けて完治を目指すのか、より早い復帰の可能性もある保存療法で対応するかの決断を迫られたという。最終的に手術を決めるにあたっては、監督にひとつの要求を突きつけたとのことだ。
「検査結果が出たあと、ペップに話をした。僕が復帰する時に、シティがチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝に残っていると約束してくれるなら手術を受けるということだ。それがチェックポイントだった。また会うのはその時だ」とメンディは自身のコラムに記している。
シティはCLグループステージで3戦3勝を収め、決勝トーナメント進出に迫りつつある。2シーズン前にはクラブ初となる準決勝進出を果たしたが、今季もそれを再現してメンディの復帰を迎えることができるだろうか。
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