アシストを記録した武藤嘉紀【写真:Getty Images】
【マインツ 1-1 フランクフルト ブンデスリーガ第10節】
現地時間27日に行われたブンデスリーガ第10節、マインツ対フランクフルトのダービーマッチは、1-1の引き分けに終わった。マインツのFW武藤嘉紀は先発で出場し、87分までプレー。今季初アシストを記録している。フランクフルトのMF長谷部誠はベンチ入りしなかった。
好調フランクフルトは、負傷などではないものの大事をとって長谷部を休ませた。それでも37分、マインツの自滅に近い形でオウンゴールにより先制。敵地でリードを奪って折り返す。
マインツは後半、武藤を中心に反撃を目指すが、なかなか決定機はつくれない。54分には武藤にポストを叩く惜しいシュートがあったものの、オフサイドの判定。57分には立て続けに武藤がペナルティエリア内で倒れるが、主審の笛は鳴らず。武藤に苛立ちが見えた。
それでも71分に結果を残す。セットプレー崩れのボールをペナルティエリア右で受けた武藤がクロス。このボールに飛び込んだゼルダーがダイレクトで合わせて1-1とした。武藤は今季ブンデスリーガ初アシストとなっている。
その後はどちらもゴールが奪えず、試合は1-1で終了。勝ち点1を分け合った。
【得点者】
37分 0-1 オウンゴール(フランクフルト)
71分 1-1 ゼルダー(マインツ)
【了】