エバートン移籍に近付いていた模様のオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
エバートンの監督を解任されたロナルド・クーマン氏が、不振の理由を語った。エースの後釜を獲得できなかったことが全てだと感じているようだ。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
今月23日、エバートンは成績不振を理由にクーマン氏を監督から解任した。昨シーズンはプレミアリーグで7位になったものの、現在は降格圏の18位と低迷中だ。
クーマン氏は「私はオリビエ・ジルー(アーセナルFW)を待っていた。交渉は順調だったが、最後の最後で彼がロンドンに残り、アーセナルに残ることを決断したんだ」と、前線補強が失敗に終わったことを明かした。
エバートンは今年夏、FWロメル・ルカクをマンチェスター・ユナイテッドに放出している。
「受け入れるのは難しかった」とクーマン氏。「ルカクはゴールだけでなく、チームにとって非常に重要だった。良い試合ができていなかったりしたら、いつでもロングボールという選択肢があったんだ」と語り、フィジカルが強いアタッカーがいなくなり、その後釜を見つけられなかったことを嘆いた。
不振が続くエバートンは、新しい攻撃の選択肢を見つけられるだろうか。
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