ユベントスのジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、来年のロシア・ワールドカップ(W杯)を最後に現役を引退する意志を変えてはいないが、ある条件を満たした場合のみ現役生活を延長する可能性があるという見通しを示した。イタリア『スカイ』が24日付で伝えている。
ユーベとイタリア代表の不動の守護神としてゴールを守り続けてきたブッフォンは現在39歳。来年1月には40歳の大台を迎えるが、いまだ衰えを見せることはなく、国際サッカー連盟(FIFA)により昨シーズンの最優秀GKとしてベストイレブンにも選出された。
以前からブッフォンは、今シーズンを戦い終え、(イタリア代表が出場権を獲得した場合)ロシアW杯に出場したあと現役を引退すると言い続けてきた。今もその考えを変えることはなく、「これが僕にとってラストシーズンだ。自分の決断を強く信じている」と話している。
だが、ある条件を満たした場合には、来シーズンもプレーを続けることになると考えているようだ。その条件とは、ユーベが今季のチャンピオンズリーグ(CL)で優勝を飾ることだ。
「僕はどんなことにも理由を求めている。(現役を続行する)唯一の理由があるとすれば、CLで優勝することだろう。その場合は、クラブW杯での優勝を目指したいと思う。(同僚GKのヴォイチェフ・)シュチェスニーも僕に1試合はプレーさせてくれるだろうね」
昨季は決勝でレアル・マドリーに敗れ、悲願のCL制覇にあと一歩手が届かなかったブッフォン。今季こそはユーベを22年ぶりの欧州制覇へと導き、クラブ世界一という引退前の最後の花道を準備することができるだろうか。
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