インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第10節の試合が現地時間の24日に開催され、インテルがサンプドリアにホームで3-2の勝利を収めた。インテルの日本代表MF長友佑都は4試合連続の先発出場で勝利に貢献している。
中2日でのミッドウィーク開催ということもあり、ベンチスタートも予想されていた長友だが、先週末のナポリ戦に続いてこの試合も左サイドバックで先発。ナポリ戦では守備に重点を置いたプレーだったがこの試合では攻守に存在感を見せ、ミドルシュートでゴールを狙う場面や鋭い縦パスでチャンスを演出する形もあった。
イタリアメディアでも、この試合の長友のプレーに対して高い評価が与えられている。25日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は採点「7」をつけた。2得点で勝利の立役者となったエースのFWマウロ・イカルディが「7.5」で採点単独トップだが、それに次ぐ評価を得た選手の一人となっている。
「いつも通りよく走るだけではなく、非常に良いプレーもしており、交代時にはそのパフォーマンスに拍手が浴びせられた。50メートルのロングパスは感動的」と同紙は長友への寸評を記した。
『コッリエレ・デッロ・スポルト』では長友に「6.5」の採点をつけている。「ナポリ戦で見せたのと同じ集中力に、鋭いシュートも含めた非凡な選択を加えていた」と評し、3日前の首位攻防戦よりさらにパフォーマンスを高めたことに賛辞を送った。
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