ジダン監督を皮肉るゲーリー・リネカー氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマへの評価をめぐり、元イングランド代表のゲーリー・リネカー氏とレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督の論争がエスカレートしている。
事の発端は、リネカー氏がチャンピオンズリーグ第3節レアル・マドリー対トッテナムの試合の後、低パフォーマンスに終始したベンゼマに対し「過大評価」とツイートしたこと。これに対しジダン監督は「サッカーを知っているものからこういう発言が出るのは恥ずべきことだ」と記者会見の場で語り、同氏によるベンゼマ批判を退けた。
しかし、それに納得いかないリネカー氏は再び自身のツイッターアカウントでメッセージを投稿。プレミアリーグ第9節のリバプール戦で2得点を決めたトッテナムのFWハリー・ケインを称えながら「ハリー・ケインがまたゴールを決めた。ありがたいことに、ジダンは誰もケインの獲得に興味を示さないようにベンゼマが世界一と考えてくれている」と発した。
さらに、その試合の後に行われたリーガエスパニョーラ第9節レアル・マドリー対エイバルの試合を見たリネカー氏は、「素晴らしいベンゼマのアシスト。こういう力を持っているなら、ジダンがなぜ彼をスタメンから外したのか理解に苦しむ」と新たにツイート。この試合で途中出場しアシストを記録したベンゼマとジダン監督の采配を皮肉った。
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