パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第10節の試合が現地時間の22日に行われ、マルセイユとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦して2-2のドローに終わった。この試合に先発したPSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペのパフォーマンスに対し、フランスメディアから酷評が集まっている。
日本代表DF酒井宏樹も先発で出場したマルセイユは前半に先制したが、PSGはFWネイマールのゴールで同点。その後再びマルセイユが勝ち越したあと、ネイマールの退場により10人となったPSGだが、後半アディショナルタイムにFWエディンソン・カバーニが直接FKを決めて試合をドローに持ち込んだ。
無得点に終わった期待の若手FWムバッペに対しては、多くのメディアがこの試合の出場選手の中で最低点の評価を与えている。『Le 10 Sport』は「4点」、『RMCスポーツ』は「3.5点」をつけた。「ほとんど違いを生み出せなかった」「この日のパフォーマンスはすぐに忘れるだろう」などと評されている。
『Maxifoot』は「3点」をつけ、「良くない選択やボールロストが多数」と寸評。『Footmercato』は「2点」と非常に低い採点で、「初のクラシコに気負いすぎてしまったのだろうか。前半はマルセイユ守備陣にしっかり抑えられていた。後半はもう少しプレーしやすくなったが依然として消えていた」と記した。
同じく「2点」をつけた『Sofoot』は、ムバッペが酒井との1対1で止められた場面に言及。「(『ニンジャ・タートルズ』のキャラクターから)“ドナテッロ”とも呼ばれる若者が日本人選手に止められて恥をかいた。はっきり言って“ゼロ”だった」と酷評している。
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