伊紙『トゥットスポルト』は23日、欧州でプレーする若手選手の中から年間を通して最も印象的な活躍を見せた選手に贈られる“ゴールデンボーイ賞”2017の受賞者として、パリ・サンジェルマン（PSG）のフランス代表FWキリアン・ムバッペが選出されたことを発表した。

　現在18歳のムバッペは昨シーズンのモナコでゴールを量産し、リーグアン優勝やチャンピオンズリーグでの躍進に大きく貢献。今年夏には、巨額の移籍金が設定された買い取りオプション付きレンタルの形でPSGへ移籍した。

　ゴールデンボーイ賞の受賞者は欧州各国の有力メディアによる記者投票で選出される。スペイン紙『アス』によれば、ムバッペは全300票のうち291票という圧倒的な得票数を獲得したとのことだ。バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレと、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが2位と3位に続いた。

　ゴールデンボーイ賞は2003年に設立され、今年で15回目。過去にはウェイン・ルーニー（2004年）やリオネル・メッシ（2005年）、セルヒオ・アグエロ（2007年）、マリオ・ゲッツェ（2011年）、ポール・ポグバ（2013年）など、その後サッカー界のトップスターとなった選手たちが数多く受賞している。

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