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ネイマールらと対峙の酒井宏樹におおむね及第点評価。攻撃面には苦言も

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井宏樹
マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアン第10節の試合が現地時間の22日に行われ、マルセイユとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦して2-2のドローに終わった。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹はこの試合にフル出場している。

 ネイマール、エディンソン・カバーニ、キリアン・ムバッペらの強力攻撃陣を擁してリーグ首位を走るPSGに対し、マルセイユは先制点を奪ったが、33分にネイマールが同点ゴール。後半に入って再び勝ち越したマルセイユは、ネイマールの退場で数的優位にも立ったが、最後は後半アディショナルタイムにカバーニの直接FKによる同点弾を許した。

 フランス各メディアは、この試合の酒井に対しておおむね及第点の評価を与えている。『Maxifoot』は採点「6」をつけ、「日本人選手は右サイドでミスを犯さなかった。守備面で、特にネイマールやムバッペに対して重要な対応を見せる場面があった」と評している。

『Sofoot』も同じく6点をつけたが、守備面での貢献を評価しつつ攻撃面では「クロスを上げる時に何ができる?」と疑問を記した。『RMCスポーツ』でも採点6。『Footmercato』では5点と低めの評価をつけ、「攻撃面では姿が見えなかった」「奮闘していたが、33分の同点ゴールは彼のサイドから生まれた」と苦言を呈している。

 いずれのメディアでも最高評価を得たのはマルセイユの先制点を記録したMFルイス・グスタボ。ゴールを決めながらも退場したネイマールは「5」や「4.5」など低評価だが、無得点のムバッペはそれ以上に酷評されており、採点「2」などをつけているメディアもある。

【了】

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