レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、元イングランド代表のゲーリー・リネカー氏によるFWカリム・ベンゼマへの批判に対して反論した。21日の会見でのコメントをスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
マドリーは現地時間17日に行われたチャンピオンズリーグの試合でトッテナムと対戦し、1-1のドローに終わった。決定的なチャンスを決められなかったベンゼマに対しては批判が集まり、特にリネカー氏が「過大評価」などとツイートしたことがメディアで大きく取り上げられていた。
これに対しジダン監督は、「不愉快に思う」と会見でコメント。「サッカーを知っている者からこういう発言が出るのは恥ずべきことだ。私にとっては(ベンゼマは)誰よりも最高の選手だ」と自らのチームのストライカーを擁護した。
「背番号9の選手は(年間)50ゴールを決めるべきだと思われているのだろうか。カリムは60点を決めてくれるわけではないが、25点か30点は決めてくれるし、30点はお膳立てしてくれる」と指揮官はベンゼマの貢献を強調している。
クラブ歴代7位タイの公式戦通算182ゴールを記録しているベンゼマだが、今季はここまで公式戦8試合の出場で2得点のみ。22日に行われるエイバル戦ではゴールを決め、批判を沈黙させることができるだろうか。
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