バルセロナは、MFアンドレス・イニエスタに続いてFWリオネル・メッシに対しても「生涯契約」を提示する意向であることを明らかにした。21日付のスペイン紙『アス』などが伝えている。

　イニエスタは、バルサとの新たな契約に合意したことが今月6日に発表され、サインを行った。以前の契約は今シーズン終了後までとなっており、その後の去就が注目されていたが、「生涯契約」という新たな契約により現役引退までバルサでプレーを続けることが濃厚となった。

　一方のメッシは、今年7月に2021年までの契約延長合意がバルサから発表された。だが、通例であればその後行われるはずの契約完了の発表は行われておらず、何らかの問題によりまだサインは交わされていないのではないかとの見方もある。

　だがバルサのオスカル・グラウCEOは、21日に行われたソシオ総会で「メッシは契約を4年間延長した」と改めて主張。さらに、「クラブは彼に生涯契約を提示するつもりだ」と述べ、イニエスタと同様の契約を交わす意向を示した。

　下部組織からバルサ一筋でプレーしてきたメッシは現在30歳。2021年までの契約が満了する頃には34歳となるが、さらにその先までバルサでプレーを続けることを誓うのだろうか。

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