マンチェスター・ユナイテッドに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、当初の予想を上回る驚異的なスピードで負傷から回復しており、年内に復帰できる可能性もあるという。伊紙『デイリー・メール』が20日付で伝えた。

　イブラヒモビッチは昨シーズン終盤戦の4月に膝を負傷。年内の復帰は不可能と見込まれる重傷となり、6月末までとなっていたユナイテッドとの契約も延長されなかったが、8月に改めて再契約を交わした。

　ジョゼ・モウリーニョ監督は、年内に行われるCLグループステージの登録メンバーにもイブラヒモビッチを含めている。それでもやはり復帰は年明け以降になるという見通しが伝えられていた。

　だが『デイリー・メール』によれば、イブラヒモビッチはユナイテッドの練習場やジムで順調にトレーニングを積んでおり、復帰を目指して負荷を強めているという。年内に復帰を果たし、CLグループステージで少なくとも1試合に出場することを視野に入れていると伝えられている。

　グループステージの最終戦は12月5日に行われるホームでのCSKAモスクワ戦となる。ここまで3戦3勝と順調なユナイテッドは、最終節を待たずに決勝トーナメント進出を決めている可能性も十分にありそうだ。プレミアリーグのアーセナル戦とマンチェスター・シティ戦に挟まれた厳しい日程であり、主力の温存が必要となる可能性もあることから、イブラの復帰にはうってつけの試合かもしれない。

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