イタリア4部に相当するセリエDで、前代未聞の事件が起きたようだ。5試合出場停止という厳しい処分が下された選手の行いが注目されている。『スカイ』などが伝えた。

　問題が起きたのは、今月15日に行われたトゥリス対サルネーゼの一戦。MFジョバンニ・リベルティが、「試合中にアウェイの観客席に向かって放尿した。わいせつな行為で下品に生殖器を見せた」として、スポーツ裁判所は5試合の出場停止としている。

　同クラブのアントニオ・コラントニオ会長は、この処分について上訴することを即座に発表している。「壁の近くに水飲み場があって、彼はアップを終えてピッチに入る準備をし、水を飲んでいた。そして、ルールに従いユニフォームをズボンに入れていた」と同会長は説明。「ピッチの反対側にいた副審のみが証言しているのは深刻なことだ」と述べている。

　どちらの主張が正しいかは現時点で分からないが、5試合の出場停止が下されたのは事実。常識では起こり得ないことがあったのだろうか。

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