浦和レッズのサポーター【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の2ndレグが18日に行われ、浦和レッズが中国の上海上港にホームで1-0の勝利を収めた。この結果、2試合合計スコアを2-1とした浦和が決勝進出を決めた。
浦和にとっては、ACL初優勝を飾った2007年以来10年ぶり2度目の決勝進出。Jリーグ勢としては浦和の優勝の翌年にもガンバ大阪がアジア王者となったが、その後は決勝進出を果たしたチームはなく、9年ぶりに日本のチームが決勝を戦うことになった。
準決勝まで東地区と西地区に分かれて行われる現行のACLでは、決勝で初めて東西のチームが激突。浦和と対戦するのは、一足早く17日に決勝進出を決めたサウジアラビアの強豪アル・ヒラルだ。
アル・ヒラルは2014年以来3年ぶり5度目の決勝進出。過去には1991年、2000年にアジア王者に輝いており、3度目の優勝を狙う。指揮を執るのは、現役時代の1993年に横浜マリノス(当時)でJリーグ初代得点王となったラモン・ディアス監督だ。
決勝の1stレグは11月18日にアル・ヒラルのホームで開催。1週間後の25日に浦和のホームで2ndレグが行われ、2試合トータルスコアで優勝が争われる。
浦和のACL決勝進出により、J1第32節の鹿島アントラーズ戦は同節の他の試合より2週間早い11月5日、第33節の川崎フロンターレ戦は他の試合より3日遅れの11月29日に開催されることになる。鹿島と川崎FはJ1首位を争っており、優勝争いにも影響する日程変更となるかもしれない。
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