UAE代表の指揮官に就任したアルベルト・ザッケローニ監督【写真:Getty Images】
アラブ首長国連邦(UAE)サッカー協会が16日、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏がチームの指揮官に就任することを発表した。
UAEは2015年のアジア杯で日本代表と対戦しPK戦の末にベスト4進出を果たしている。準決勝ではオーストラリア代表に敗れたものの、3位決定戦でイラク代表を相手に3-2の勝利をおさめていた。W杯アジア最終予選でも日本の前に難敵として立ちはだかり、初戦で日本を2-1で下している。
ただ、その後は成績が安定せず、チームを率いていたマハディ・アリ・ハッサン監督が今年3月に辞任。エドガルド・バウサ氏が5月からチームを率いたものの、結局4位に終わりW杯出場を逃している。
その後、パウサ氏はチームを離れサウジアラビア代表の監督に就任していた。今回、FIFAランキング72位のUAE代表を率いることになったザッケローニ監督は、2010年8月から2014年6月まで日本代表を率いた経験を持っている。
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