バイエルン・ミュンヘンのジェローム・ボアテング【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表DFジェローム・ボアテングは同クラブの退団も考えていたようだ。独紙『キッカー』が報じている。
同紙のインタビューでボアテングは「今夏、私はクラブの首脳陣と彼らが私をどう見ているのかについて話をした」と語り「その席で私は彼らにあらゆる可能性について熟考している事を伝えた」と移籍の可能性があった事を告白した。
その理由について29歳のボアテングは「怪我もあってなかなかプレーをすることが出来なかった」と太ももの怪我で3ヶ月以上戦列を離れるなどコンディションが上がらなかった事を上げている。
怪我の影響もあり昨季は公式戦21試合のみの出場となったボアテング。今季はこれまでリーグ戦4試合ながら直近の3試合はスタメンでほぼフル出場するなど調子は上向きになっているようだ。
2014年ブラジルW杯では主力としてドイツ代表でプレーしチームを4回目の優勝に導くなど実力は申し分ないボアテング。自身も「もうすぐ数年前のようなトップフォームになると思う」と力強く語っている。
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