リーガ2位に浮上したバレンシア【写真:Getty Images】
現地時間15日にリーガエスパニョーラ第8節の試合が行われ、ベティスとバレンシアが対戦。アウェイのバレンシアが6-3のスコアで勝利を収めた。
バレンシアは前半にジョフレイ・コンドグビアとゴンサロ・ゲデスのゴールで2点を先行。後半に入ってロドリゴとサンティ・ミナもゴールを奪い、75分までに4-0とリードを広げた。
ベティスはそこから反撃に転じ、ジョエル・キャンベル、アントニオ・サナブリア、クリスティアン・テージョが5分間で3点を叩き込んで一気に1点差に迫る。だが最後はバレンシアがシモーネ・ザザとアンドレアス・ペレイラのゴールで突き放した。バレンシアはこの勝利により首位バルセロナと4ポイント差での2位に浮上している。
両チームの合計9得点は、全て異なる選手によって記録された。スペイン紙『マルカ』によれば、1試合で9人の選手が得点を記録したのはリーガの歴史上3例目となる最多タイ記録だという。
一度目は1949/50シーズン、エスパニョールがバレンシアに6-4の勝利を収めた試合で9人が得点。二度目は2015/16シーズンの開幕戦、セビージャがエスパニョールに6-4の勝利を収めた試合だった。この試合ではセビージャに所属していた清武弘嗣(現セレッソ大阪)も、リーガでの唯一の得点となった1ゴールを記録した。
ベティスはスコアが0-2だった時点でPKを獲得したが、セルヒオ・レオンのシュートをバレンシアのGKネトがストップ。決まっていれば得点者10人という新記録が生まれていたかもしれない。
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