インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
現地時間15日にセリエA第8節のインテル対ミラン戦が行われ、インテルが3-2で勝利を収めた。インテルの3得点は、エースのFWマウロ・イカルディが全て記録している。
DF長友佑都もフル出場したこの試合で、イカルディは28分にインテルの先制点を記録。同点に追いつかれて迎えた63分にはジャンピングボレーで勝ち越し点を奪った。ミランはもう一度追いつく粘りを見せたが、最後は終了間際の90分にインテルがPKを獲得し、これをイカルディが成功させて試合を締めくくった。
イカルディはインテルでリーグ戦4度目のハットトリック。ミラノダービーでは初出場以来7試合得点がなく、今年4月の対戦で8試合目にして待望の初ゴールを挙げたが、今回は一挙に3点を加えて通算9試合4得点となった。
ミランとのセリエAでの対戦でハットトリックを達成したインテルの選手は、イカルディ以前にはわずか3人のみ。1949年にアメデオ・アマデイ、1953年にステファノ・二エルス、2012年にディエゴ・ミリートがミランから3点を奪ったことがあった。ミラン側では1960年にジョゼ・アルタフィーニが1試合4得点を挙げたのが唯一の例となっている。
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