日本戦を欠場するU17イングランド代表FWジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】
17日にU-17W杯の決勝トーナメント1回戦で日本と対戦するイングランドから、キーマンが離脱する。
以前から「グループステージ3試合を終えたらクラブに帰る」と伝えられていたジェイドン・サンチョは、16日の朝チームを離れ、所属するボルシア・ドルトムントへと戻った。同日の公式練習に姿を見せず、17日の日本戦欠場が確定した。
U-17イングランド代表のスティーブ・クーパー監督は14日のグループステージ第3戦のイラク戦後、記者会見でサンチョについて「彼は残る」とコメントしていたが、16日の前日記者会見で「彼は家に帰った。クラブとの問題で残念ながら日本戦で起用できない」と、ドイツへの帰国を認めた。
今夏マンチェスター・シティからドルトムントへ移籍したサンチョは、まだ17歳ながらトップチームでベンチ入りするなど、チームの重要な戦力になっている。もともと代表ウィークを利用してクラブでの活動への影響が最低限になるよう調整されていたとはいえ、イングランドにとって大きな戦力ダウンになることは間違いない。
(取材・文:舩木渉【コルカタ】)
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