セレッソ大阪がサガン鳥栖に勝利【写真:Getty Images for DAZN】
【サガン鳥栖 1-2 セレッソ大阪 J1第29節】
明治安田生命J1リーグの第29節が15日に行われ、サガン鳥栖とセレッソ大阪が対戦した。
高橋義希のシュートがポストを叩くなど、序盤から決定的な形でC大阪のゴールを脅かした鳥栖は、20分を過ぎたところで決定的な先制チャンスを迎える。吉田豊がエリア内で松田陸に倒されたとの判定でPKを獲得した。
ビクトル・イバルボの放ったシュートはゴール中央に突き刺さったが、一旦はやり直しの判定。だが2本目のシュートもゴール右に確実に蹴り込んで鳥栖が先制点を奪った。
そのわずか2分後、C大阪は先日のハイチ戦で日本代表初ゴールを記録した杉本健勇が試合を振り出しに戻す。エリア手前でボールを受けた杉本はドリブルで持ち込んでDFの股間を抜き、GKの逆を突く豪快な左足シュートをゴール右隅に突き刺した。
1-1で折り返した後半立ち上がりにはイバルボのヘディングがポストを叩く決定機もあったが、勝ち越しのゴールを奪ったのはC大阪。58分、水沼宏太の右からのクロスに清武弘嗣が合わせ、ファーポストからのヘディングを叩き込んだ。
そのまま2-1で試合終了を迎え、C大阪は連敗を3で止める4試合ぶりの白星。3位の柏レイソルと2ポイント差の5位に順位を上げ、来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争いに再浮上を果たしている。
【得点者】
23分 1-0 ビクトル・イバルボ(鳥栖)
25分 1-1 杉本健勇(C大阪)
58分 1-2 清武弘嗣(C大阪)
【了】