名古屋4連勝。湘南は決められず【写真:Getty Images for DAZN】
15日に行われた明治安田生命J2リーグ第37節で、湘南ベルマーレのJ1昇格は決定しなかった。
J2は今節を含めて残り6節。首位の湘南は3位の長崎と勝ち点13差をつけており、湘南が勝って長崎が負けた場合、湘南の2位以内が確定する状況だった。
自動昇格となる2位の福岡を追う長崎は、13時キックオフの試合で山口と対戦した。山口に先制を許したものの、長崎は終盤に2点を奪って2-1の逆転勝利を収め、湘南のJ1復帰は消滅した。
湘南は名古屋と敵地で対戦した。14時のキックオフ時は今節の昇格決定があり得る状況だったが、2-1でリードして前半を折り返す頃に長崎が勝利。今節の決定はなくなって後半に突入した。
すると、後半に名古屋が反撃する。50分、後半から入ったばかりのシモビッチが左からのクロスを胸でコントロールし、DFを背負ったままボレーシュート。得意の形で1点返すと、54分にはガブリエル・シャビエルが意表をついたFKで湘南の裏をかくと、パスを受けた田口泰士のシュートを玉田圭司がコースを変えてゴール。一気に逆転した。
その後は得点が生まれず、試合は3-2で名古屋が勝利。湘南の歓喜は先送りになった。
【得点者】
4分 1-0 ガブリエル・シャビエル(名古屋)
27分 1-1 菊地俊介(湘南)
40分 1-2 菊地俊介(湘南)
50分 2-2 シモビッチ(名古屋)
54分 3-2 玉田圭司(名古屋)
【了】