ミランのルーカス・ビグリア【写真:Getty Images】
ミランのアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリアは、自身初となるミラノダービーでもしゴールを決めたとすれば、徒歩で50kmの「巡礼」を行うことを宣言した。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに話している。
ミランとインテルは、現地時間15日に行われるセリエA第8節の試合で対戦。今季最初のダービーマッチであり、ラツィオからこの夏ミランに移籍したビグリアにとっては初のミラノダービーとなる。
アルゼンチン代表としてロシア・ワールドカップ南米予選の最終節に臨んだビグリアは、危機を乗り越えての出場権獲得の興奮冷めやらぬままダービーマッチを迎える。「イタリアに戻っても興奮が収まらず、24時間近く眠れなかった」とアルゼンチンの予選突破についてコメントしている。
だが、気持ちを切り替えてクラブでの重要な一戦に備えなければならない。「単なるダービーマッチじゃない。僕らの今シーズンを変えることになるかもしれない一戦だ」とビグリアは試合の重要性について強調した。
アルゼンチン代表の予選突破のため、ビグリアはひとつの願掛けをしていたという。インテルとの試合でゴールを決めた場合にも、その願掛けと同じ内容を実行することを同選手は誓った。
「もしゴールを決めたら、エクアドル戦の勝利のために約束していたのと同じことをしよう。僕はすごく信心深くて、ルハンの聖母(アルゼンチンの守護聖母)を信仰している。家から聖地まで約50kmを歩いて巡礼するつもりだ。1回はもう確定したけど、2回やることになってほしいね」
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