チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールは、2017年のバロンドール候補30名に選ばれたことを喜びつつ、自身に受賞の可能性がないことは認めている。英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューで語った。
サッカー界の年間最優秀選手に贈られるバロンドールの候補者30名は、今月9日に主催者の『フランス・フットボール』から発表された。受賞者は12月に発表される予定となっている。
チェルシーの昨季プレミアリーグ優勝に大きく貢献したアザールも、候補の中に名を連ねた。だが自身が受賞する可能性については「僕にチャンスはない。もっと良い選手はたくさんいると思う。30人の中に残っただけでも満足だよ」と、望みがないことを認めている。
アザールはレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが最終的に選ばれることを予想している。「ロナウドにはその資格がある。彼はポルトガル代表で(EURO2016に)優勝して、チャンピオンズリーグでもリーガでも優勝したからね」
「過去10年間はいつもリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドのどちらかだったけど、ネイマールなども迫ってきている。メッシとロナウドがプレーをやめた時には僕らにももっとチャンスがあるかもしれないけど、今は考えていないよ」とアザール。受賞のチャンスが訪れるとしても、もう少し先のことだという考えを述べた。
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