PSGのFWキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
昨季モナコからの期限付きでパリ・サンジェルマン(PSG)の選手としてプレーしているフランス代表FWキリアン・ムバッペに、若くしてドイツのクラブに移籍していた可能性があったようだ。独紙『ビルト』が伝えた。
ムバッペは今夏1億8000万ユーロ(約236億円)の買い取りオプション付きでモナコからPSGへ加入。リーグ戦での得点は開幕から2得点にとどまっているものの、同じく新加入のFWネイマールやエースのFWエディソン・カバーニとの連携を深めながら攻撃面で大きな貢献を果たしている。
確かなクオリティを備えながら18歳とかなり若いムバッペだが、2015年、つまり16歳の時には既にドイツのクラブから目をつけられていたようだ。昨季1部昇格年でリーグ2位に躍進したライプツィヒのSD(スポーツディレクター)を務めるラルフ・ラングニック氏が当時の状況を明かした。
「我々はムバッペとの契約をほとんど締結していた。問題は、クラブがアレクサンダー・ツォルニガー(当時のライプツィヒの監督)を解任したばかりでその時は誰が監督になるかわからなかったことだったんだ」
当時まだドイツ2部リーグに所属していたライプツィヒとっては、若くしてスピードや決定力で違いを作り出せるムバッペの獲得は非常に魅力的なものであったに違いない。
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