ザスパクサツ群馬【写真:Getty Images for DAZN】
15日に行われるJ2リーグ第37節で、1つめの降格圏チームが決定する可能性がある。ザスパクサツ群馬は、6試合を残して厳しい状況だ。
ここまで勝ち点19を獲得して最下位の群馬は、残留ラインとの勝ち点差が16という状況。つまり、東京ヴェルディ戦で負ければ、J3降格圏でシーズンを終えることが決定だ。
今節の降格圏決定を逃れる条件は他会場の結果で変わってくるが、勝てば今節の決定は回避となる。勝ち点36の19位熊本と勝ち点35の20位讃岐が直接対決するため、どちらかが勝ち点を落とすことが決まっているためだ。
15日の降格圏決定を回避するためには、19位熊本の勝利が望ましい。讃岐が引き分け以上で試合を終えると、残留ラインは勝ち点36になる。群馬は東京Vと引き分けると勝ち点20で、残り5試合で届かないことが確定する。
15日夜に開催される試合が群馬対東京Vのみで、他会場の結果を知った状態でのキックオフとなる。J3で昇格の権利を満たしたクラブがJ2のライセンスを所持していない場合はJ2から降格するクラブが減ることになるが、群馬はまだ戦い続けられるだろうか。
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