元ミランの“怪人”ジョージ・ウェア氏【写真:Getty Images】
現役時代にイタリアのACミランなどでプレーしていた51歳のジョージ・ウェア氏がリベリア共和国の大統領選挙に立候補、圧倒的な支持を集めている。公式な発表は12日現在まだないが、アフリカのメディア『ナショナル・アコード』は同日、ウェア氏が勝利したと報じている。
ウェア氏は現役時代、ミランやチェルシー、マンチェスター・シティなどでプレー。1995年にはFIFA最優秀選手賞に輝き、アフリカ人初のバロンドールも受賞していた。驚異的なスピードを武器に活躍し、「怪人」の異名でも知られている。
リベリアでは、ノーベル平和賞を受賞したサーリーフ大統領の後継を選ぶ大統領選挙が行われており、ボアカイ副大統領と議員であるウェア氏が争っていた。同メディアによると、投票の結果、ウェア氏が勝利したという。事実であれば、元サッカー選手が大統領に就任するという偉業を達成したことになる。
サッカー界と政界、2つの世界で頂点に立つことはできるだろうか。編集部では引き続き大統領選挙の様子を追い、続報があればお伝えしたい。
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