スロバキア代表【写真:Getty Images】
現地時間10日にロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループステージの全日程が終了した。グループ2位になりながらプレーオフ進出を逃したのはスロバキアで、その他8チームが残りの4枠を争うことになる。
W杯欧州予選は各グループの首位が本選出場権を手にするほか、2位のうち成績上位8チームが残りの4枠を懸けてプレーオフを戦う。全てのグループが6チームで構成されているが、抽選会当初はジブラルタルとコソボがFIFAに加盟していなかったため、5チームのグループがあった。そのため、各グループ最下位との対戦成績を除外して各グループ2位の成績上位8チームを決定することになっている。
このレギュレーションでプレーオフ進出を逃したのが8日のマルタ戦で勝利し、グループFでイングランドに次ぐ2位となったスロバキアだ。スロバキアは10日のグループH最終節の結果を待っていたが、ギリシャが2位になったことで2位の中の最下位が決定。本大会行きの可能性が消滅した。
欧州予選プレーオフは、11月9日から14日にかけてホーム&アウェイ方式で行われる。10月16日発表のFIFAランキングで上位4チームをポット1、下位4チームをポット2に振り分け、17日に抽選会で同一ポットのチームは対戦しないように組み合わせを決める。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアによると、ポット1に入るのはスイス、イタリア、デンマーク、クロアチアの4チーム。ポット2はスウェーデン、北アイルランド、ギリシャ、アイルランドとなる見通しだ。
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